恭賀喬亞股份有限公司新廠區啟用
喬亞股份有限公司(ジョイナー・ファスナー) 新工場区スタート
新工場スタート 生産、梱包を一つに統合
ネジ製造の重鎮である台湾・岡山にある喬亞股份有限公司(ジョイナー・ファスナー)は、一年の計画期間を経て、2013年11月に新工場区を正式にスタートさせた。ジョイナー・ファスナー社の社長・荘 樹汯氏は、「当初、元の工場区の生産ラインの生産量が、新オーダーに既に追いつかなくなっていたため、現在の顧客と将来の顧客のニーズに応じるために新しい工場区を設立し、前工程の加工成形と後工程の品質検査及び梱包工程において生産能力を一括させる拡張的統合を行なった」と語った。新工場区での月生産量は約200トンの増加を見込んでおり、これにより、二つの工場を合わせた生産量は550トンに達することになる。新工場区の面積は約750坪、新工場の設備の追加購入と人員増員のために更に多くの資金が投じられた。追加購入した設備には、光学検査機器、試験片埋め込み機、マイクロ硬度顕微鏡が含まれ、次の段階ではねじ選別の工程を増やし、画像選別機を6台から8台追加導入する予定である。現在、新工場の人力の統合拡大に合わせて。
技術、生産能力の向上 日本において安定した市場を獲得
新工場設立後、ジョイナー・ファスナー社は研究開発及び技術能力の向上に努めている。その主な製品である建築用ファスナーの強度とねじり力に工夫をこらし、顧客のニーズに合わせて更に多くの新製品の研究開発を行い、各製品項目の異なる規格の要求に応じている。認定については、ジョイナー・ファスナー社は既にISO 9001:2008、ISO 14001:2004を取得しており、将来は日本のJIS認定取得を予定している。優れた品質を誇る製品は全世界に輸出され、OEM製品のニーズにも対応している。主に日本向けは総生産量の40%、欧州向けは約25%、残りの35%はオーストラリア、中東及び中南米等向けである。ジョイナー・ファスナー社は、高品質を要求する日本市場に揺るぎない地位を獲得する一方で、着実に欧州市場の基礎を固め、積極的に中東市場の開拓を行い、全世界の各新興市場における成長力が上向きに伸びると予測している。
快適な作業環境 優秀な人才の育成
最後に、ジョイナー・ファスナー社長・荘 樹汯氏は、「我が社は技術者の訓練を全力で行なっている。会社全体の業務及び研究開発スタッフを統合し、快適で環境保護を考えた無煙の作業環境を創造する。そして、社内の各人材に、より多くのフィードバックをしてこそ、さらに多くのファスナー関連の専門能力を十分に発揮できる場所となり、台湾のファスナー産業に新しい力を注ぎ込むことができる。」と語った。